開創550年記念事業

 開創550年記念大祭動画

 

大坐禅会 開創550年記念事業報告  

林叟院開創550年記念事業
大坐禅会
日時:令和4年10月22日(土) 朝8時より
登録不要・無料    
内容:
8:00~8:30坐禅 (レクチャーの時間を含む)     
10分間の小休止   
8:40~9:00坐禅
場所:高草山 笛吹段公園
集合場所 : 林叟院第1駐車場
集合時間 : 7時20分
服装:坐禅のしやすい緩やかな服装(長ズボン推奨)、会場までの車中はマスク着用のこと。
ゲスト:藤田一照老師 『禅 心を休ませる練習』著 大和書房 他、 鈴木俊隆著『禅マインド ビギナーズ・マインド』訳 PHP 他
主催 : 林叟院護持会 企画 : 林叟院開創550年企画委員会


美しい駿河湾に調和した歴史ある我が町、焼津。古事記や日本書紀に登場し、万葉集にも歌われた焼津の歴史は常に海と共にありました。雄大に広がる海と町の景色を眼前に望みながら、高草山のすがすがしい朝の冷気と、古墳時代からの聖域、笛吹段の神秘に身をゆだねて、閉塞感を残す今こそ、心と体を静かに調える、そんな魅力的なひと時を、皆さんと一緒に過ごしませんか? 坐禅初心者、大歓迎。どなたでも参加できます。

当日「大坐禅会」の様子

報告:当日は天気に恵まれ、参加者55名、スタッフ15名、計70名による、名実ともに「大坐禅会」となりました。朝の清々しい空気の中で、美しい焼津の海と街の景色を臨みながら、皆さんと一緒に、大変貴重な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

当日の様子が10月23日(日)の静岡新聞の朝刊に掲載されました。こちら

 

 

「鈴木俊隆老師の教え~『禅マインド ビギナーズ・マインド』に学ぶ~」 開創550年記念事業報告  

林叟院開創550年記念事業

林叟院三十六世祥岳俊隆大和尚五十回忌報恩

藤田一照老師 記念講演
『鈴木俊隆老師の教え~「禅マインド ビギナーズマインド」に学ぶ~』

日時:令和4年10月22日(土) 13:00~14:30

会場:林叟院本堂(焼津市坂本1400)

聴講自由 会費無料 要登録(当日参加も可)

主催 : 林叟院護持会 
企画 : 林叟院開創550年企画委員会



写真:当日の様子

 




報告:参加者112名、スタッフ26名、計138名の参加を頂きました。プロジェクター映像を交え、俊隆老師の在世当時の提唱動画や写真、老師の言葉等を紹介され、その足跡や教えについて、詳しくお話頂きました。最後には参加者からの質問にも丁寧に答えられ、鈴木俊隆老師の禅の教えについて、皆で理解を深める事が出来ました。ありがとうございました。

以下に当日撮影の動画に字幕解説を加え、ほぼノーカットにて①~③に分けて公開いたします。


『鈴木俊隆老師の教え~「禅マインド ビギナーズマインド」に学ぶ~』①


『鈴木俊隆老師の教え~「禅マインド ビギナーズマインド」に学ぶ~』②


『鈴木俊隆老師の教え~「禅マインド ビギナーズマインド」に学ぶ~』③

 

 

アニバーサリーコンサート 開創550年記念事業報告  

開創550年記念
アニバーサリーコンサート

奏者: 榊原嘉子 バイオリン、 岩崎真子 ピアノ、斎藤充子 ハープ

日時:令和4年10月22日(土) 15時30分開場 16時開演
会場:林叟院本堂


主催 : 林叟院護持会 
企画 : 林叟院開創550年企画委員会

 

 

 

写真:当日の様子

報告:スタッフを合わせ、約100名の方に来場頂きました。夕暮れ時の落ち着いた雰囲気の中で、美しい旋律に引き込まれ、皆様と共に素敵な時間を過ごすことが出来ました。普段聴くことのできない二胡やハープの演奏にも皆さん聴き入っておられました。心癒され、そして元気を頂きました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 


「林叟院開創物語」 開創550年記念事業報告  

林叟院開創550年記念公演
朗読演義「林叟院開創物語」

脚本・解説:淺羽克典
朗読・演義:佐藤剛史(10月11日更新)

プロローグ:国内外の交易が開花した室町期、その拠点の一つに駿河国小川湊があった。この人物(じんもつ)・情報の集積地を統括する長谷川家に、婿としておさまった次郎左衛門正宣。大動乱の室町期、正宣はいかにして領民の安寧・慰撫をはかったか。

日時:令和4年10月23日(日) 15時30分開場 16時開演
会場:林叟院本堂

淺羽克典(あさばかつのり)…1965年、焼津市生まれ、焼津市在住。
少年時代は、東益津の野山で遊び、ここが歴史的に重要な場所である事を知る。
2007年、郷土史小説『安倍七騎』で、第7回静岡県自費出版大賞を受賞。
元焼津市歴史民俗資料館嘱託学芸員。

佐藤剛史(さとうつよし)…静岡大学理学部卒。劇作家。演出家。
演劇企画「伽藍博物堂(がらんはくぶつどう)」主宰。日本演劇教育連盟会員、
日本劇作家協会会員、磐田市高等学校演劇連盟講師、静岡県演劇協会員。
1998年~2010年に静岡市鷹匠にて小劇場を運営。2010年以降も、市民参加型演劇、静岡市こどもミュージカルなどで、脚本、演出を担当。
高校演劇や戯曲賞の審査員なども務める。自ら舞台に立つオリジナルの「一人芝居」を2007年より県内外で、劇場でない場所でも上演し続けている。
今回の作者淺羽克典氏の「安倍七騎」を元にした作品『柿島に侍二人』は、
劇場、カフェ、お寺で一人芝居(二人芝居)として上演をしている。(10月11日更新)

主催 : 林叟院護持会 企画 : 林叟院開創550年記念事業企画委員会



写真:当日の様子

報告:参加者約80名、スタッフ他約30名、計約110名のご参加を頂きました。佐藤剛史さんによる身振りを交えての朗読に、所々に淺羽克典先生の歴史解説が加わり、さらには途中、副住職も特別出演し、多くの参加者が楽しく興味深そうに聴き入って下さいました。朗読の導入部毎の太鼓の轟きにより、皆様と共に現代と開創当時の室町時代を行き来しているような、開創550年の記念に相応しい、特別な時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

 

 

開創550年記念大祭      

期日:令和4年10月22日(土)・23日(日)
開催テーマ「祈り・学び・歓び」

10月22日(土)

●22日(土) 8:00~ 大坐禅会 於 高草山 笛吹段公園  
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●22日(土) 13:00~ 藤田一照老師 鈴木俊隆老師没後50年記念講演  
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●22日(土) 16:00~ オータムコンサート
(榊原嘉子バイオリン、岩崎真子ピアノ、斎藤充子ハープ) 
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10月23日(日)

●23日(日) 13:00~ 林叟院開創550年報恩 草創開山二世賢仲繁哲禅師正当法要(檀徒へのご案内)

●23日(日) 14:00~ 林叟院三十六世祥岳俊隆大和尚五十回忌法要(檀徒へのご案内) 

●23日(日) 16:00~ 「林叟院開創物語」(脚本・解説 淺羽克典 朗読・演義 佐藤剛史) 
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林叟院開創550年記念大祭について

 この度、林叟院が開創されて550年の大きな節目を迎えました。これはひとえに、林叟院の檀信徒様や地域の皆様方の多大な御尽力によって護持されてきた賜物と、心より感謝し御礼を申し上げます。

 林叟院は文明3年(1471年)、応仁の乱世にあって荒廃していく人々の心身を救いたいとの願いにより、長谷川次郎左衛門(鬼平犯科帳で有名な長谷川平蔵の先祖)が開基(かいき)(開創にあたり中心となって経済的な援助をする在家の信者)となり、賢仲繁哲(けんちゅうはんてつ)禅師を二世(事実上の開山)として開かれました。以来、550年の歴史を重ね、ここから枝分かれした末寺(まつじ)寺院は県内外260余ヶ寺を数えます。

 改めて顧みれば、これまで林叟院の法(おしえ)の灯火(ともしび)を絶やすことなく護り続け、ここに創立550年記念大祭を迎えることができましたことは、開山禅師をはじめ歴代住職方や私達のご先祖様の篤い信仰心によるものであります。その浄行に対し、御末寺の寺院様、檀信徒の皆様、その他結縁の皆様とで、心を一つにして開山禅師真前に手を合わせ、報恩感謝の誠(まこと)を捧げたく存じます。 

 さらには、時を同じくして、この度、かつて宗門の海外布教の第一線に立ち、坐禅指導に心血を注いだ、林叟院三十六世祥岳俊隆(しょうがくしゅんりゅう)大和尚(鈴木俊隆老師)の没後50年を迎えます。この勝縁に五十回忌法要を併修し、改めて先師の遺徳に対しましても同様に報恩の誠を捧げて参ります。

 大祭は上記にお知らせしたように、今後も地域の拠り所となることを願い、法要だけでなく、檀信徒の皆様は勿論、地域の皆様がお参りできる企画を設けしました。
 
 世情は依然として感染症禍でありますが、皆様が安心のもとに参拝出来るよう心配りをいたします。

 是非ともお参り下さいますようお願い申し上げます。 
 令和4年9月吉日        
林叟院住職 鈴木包一
同護持会役員一同